Googleの検索順位で上位にある記事ほどクリック率が高くなり、読まれる可能性も高くなります。
ただし、検索上位でないとしても、記事のタイトル次第で読者に読んでみたいと思わせることは十分に可能。
記事のタイトルが魅力的なものであれば、クリック率が大幅にアップするのです。
しかし、いつもタイトルの付け方に頭を抱えている、という人も多いのではないでしょうか?
実は、たった4つのテクニックを頭に入れるだけで、読者の目を引くタイトルを考えることができるようになります。
このページでは、具体的に以下のことを紹介していきます。
- 検索結果で記事が読まれる割合
- クリック率を上げるタイトルの考え方
タイトルの付け方のコツがわかれば、必然的にクリック率が上がります。
検索結果とクリック率の関係
検索順位がクリック率に大きな影響を与えていることを証明する、はっきりとしたデータがあります。
⇒https://www.internetmarketingninjas.com/additional-resources/IMN-CTR-whitepaper.pdf
英語のデータですが、6ページ目にクリック率などの数値が記載されています。
各順位とクリック率はこんな感じ。
1ページ目
- 1位:21.12%
- 2位:10.65%
- 3位: 7.57%
- 4位: 4.66%
- 5位: 3.42%
- 6位: 2.56%
- 7位: 2.69%
- 8位: 1.74%
- 9位: 1.74%
- 10位:1.64%
2ページ目
- 11位:1.46%
- 12位:1.80%
- 13位:1.42%
- 14位:1.23%
- 15位:1.43%
8位以下は2%を切るので、100人が検索して1人が見てくれるくらいです。
逆に、上位3位くらいに入ればクリック率が高くなるため、王道として、検索上位3位以内を目指すのが望ましいですね。
ブログタイトルの分析をしてみる
クリック率は順位に大きく左右されるとわかりましたが、実はタイトル次第で十分に高めることも可能です。
例えば、以下は「タイ語 ごめんなさい」で調べた結果。
「タイ語でごめんなさいって何て言うんだろう?」と思った人の調べ方ですね。
上位4ページのタイトルを分析すると、こんなところでしょうか。
- 1位:ごめんなさい以外に、ありがとう、すみませんなどが掲載されている
- 2位:ちょっと印象に残りそうな表現を入れている
- 3位:シンプルにキーワードのみ
- 4位:シンプルにキーワードのみ
順位を無視して考えてみましょう。
1位の記事は「ごめんなさい以外のタイ語の表現も書いてあるからお得だ」と思ってクリックする人も多そうです。
逆に「タイ語で「ごめん」の意味が知りたいだけだ」という人は、3位、4位をクリックしそうですね。
一方で、2位は他とはちょっとニュアンスが違うので、気になる人も多そうです。
タイトルの工夫次第でクリック数は高くなる
実は、2位と3位のサイトは2つとも私が運営しています。特に2位の記事のクリック率はなかなか高く、10.65%を大きく上回ります。
表示回数が1029に対して、クリック数は289回なので、クリック率(CTR)は約28%。
なんと、1位の平均的なクリック数(21.12%)も、はるかに上回っています。
このように、タイトル次第でクリック数は絶対に上がります。
それでは、そのタイトルはどうやって考えればいいのでしょうか?
クリック率が上がるタイトルの付け方4つ
アメリカの作家であり起業家でもあるマークモーガンフォード(マイケルマスターソン)が提唱する、4Uの法則というものがあります。
これは、ブログやメルマガのタイトルやキャッチコピーを作る際に欠かせない重要な法則。
ブログのクリック率を上げるためにも使える技術が詰まっています。
4Uとは以下の4つ。
- Useful:有益性
- Unique:独自性
- Urgent:緊急性
- Ultra-specific:超具体性
参照⇒https://writtent.com/blog/4-us-of-web-copywriting-tips-for-writing-great-headlines-copy/
それぞれ詳しく説明していきます。
Useful:有益性
この記事を見ることによって、何らかのメリットがありそうだ!と思わせるのが重要です。
逆に、タイトルを見ても読者がメリットを感じないような記事では、クリックしたいと思いません。
ちなみに、この記事のタイトルにも有益性が含まれています。
たった4つだけ!クリックされやすいブログタイトルの付け方のコツ
「クリックしてもらうためには、どういうタイトルがいいんだろう?」と気になってクリックする人がいてほしいと願います。
Unique:独自性
他の記事と異なるのはどのあたりか?をタイトルではっきりとさせます。
みんなにいいものを伝えようと頑張って書いている記事であっても、恐らく似たような記事は他にも存在します。
そのため、多数ある他の記事に埋もれさせず、パッと見ただけで読者の心をつかむことが重要。
たった4つだけ!クリックされやすいブログタイトルの付け方のコツ
ここに引っかかってクリックしてくれたら嬉しいです。
Urgent:緊急性
すぐに読んでもらえるようなタイトルを考えるのが重要です。
例えば、「今月だけ使えるお得な情報あり」というような文言を入れておけば、できるだけ早く読もうとする読者は増えます。
逆に、いい記事であったとしても、緊急性がないとすぐに読まれないことがあり、結局PVにはつながりません。
この記事に緊急性は全くないので、この部分はタイトルに含まれていません。
他で例を挙げてみると、
いつ入る?今でしょ!今月限定で入会費が無料になる配信サービスが神
この文字がさらっと目にとまれば、とりあえず開いてみようという気になるんじゃないでしょうか?
Ultra-specific:超具体性
タイトルを見ただけで内容が具体的にわかるような言葉を選びましょう。
記事タイトルはダラダラと書けないので工夫が必要ですが、より具体的な内容を盛り込むことができれば読者をひきつけます。
たった4つだけ!クリックされやすいブログタイトルの付け方のコツ
「この記事を読めば、クリックされやすいタイトルのコツが4つ分かるんだ!4つだけでいいんだ!」と思ってもらえれば幸いです。
クリックされやすいタイトルの付け方まとめ
最後にもう一度、クリック率が高くなるタイトルに求められる条件をおさらいしていきます。
- Useful:有益性
- Unique:独自性
- Urgent:緊急性
- Ultra-specific:超具体性
すべてを入れる必要はありませんが、絶対に1つは取り入れられるようなタイトルを考えましょう。
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